ジャニオタ、裁判傍聴してきたよ

私の大好きなアイドルである、中島裕翔くんがフジテレビ系月曜9時『SUITS』で弁護士役を演じるということで裁判の傍聴をして参りました!
ドラマやニュースで見たものが本当なのかという疑問は元々あったし、裕翔くんが弁護士をするなら私も本場を見てみよう!大好きな人をきっかけに勉強出来るって最高じゃん!という考えで実行に移しました。

まあ、SUITSでは裁判のシーンはあまりないのですが。

1. 予約

私は札幌在住なので札幌地方裁判所のHPで裁判傍聴について調べるところからスタートでした。

HPには法廷見学コースと模擬裁判体験コース(いずれも無料)があると掲載されていました。体験コースは明らかに団体利用対象だったので法廷見学コースと裁判傍聴を希望し、予約の電話をしました。
予約を行なったのは裁判所に伺う2週間前ほどでしたが、まだ傍聴できる裁判の有無は不明とのことで、希望の日時を伝え、後日予定が確定次第折り返し電話が来るという予約方法でした。
各県庁所在地の地方裁判所で見学方法は異なると思いますので、検索してね!
※傍聴だけなら、予約なしで大丈夫です。

そして私はSUITS一話の次の日、10/9に裁判所の見学に行くことになりました。

2.法廷見学

地方裁判所に着き、受付の警備の方に声をかけると、総務課の担当者が迎えに来てくださり、案内してくださいました。まず、見学希望書を記入し、裁判所や裁判についての説明の映像を見ます。刑事裁判・民事裁判について詳しく知ると共に、裁判所の仕組みを学びました。

その後、傍聴や裁判員裁判についてリーフレットをもらって、裁判所の中の説明を口頭でしてもらいました。
f:id:drums-8210:20181009142120j:plain

裁判に携わる人って、裁判官や検事、弁護士だけかと思いきや、書記官や速記官もいるそうで。速記官は最近のデジタルの進歩によって、仕事は取って代わられているようで、採用してないそうです。裁判官の後ろの方には司法修習生が座る席もあったりして。


記念写真の撮影は可能ということで、弁護士側の席に着席して撮ってもらいました。
f:id:drums-8210:20181009141847j:plain


法服を着て裁判長の席でも撮影しました。
f:id:drums-8210:20181009141830j:plain


これからSUITSで裕翔くんも座る機会があるのかな!?と思ったら、もっと楽しみになりました。


まあ、SUITSでは裁判のシーンはあまりないのですが。


案内してくれた担当の方には「法学部の方ですか?」と聞かれました。でも、全く違うので「好きなアイドルが弁護士の役をするので来てみました」と正直に答えました。驚かれるというよりは、「演じられるから・・?」と不思議そうではありました。

3.裁判傍聴

う~~~ん、感想書きづらい!
傍聴する裁判も一応担当の方に決められていて、案内してもらうので、私は刑事事件を傍聴しました。殺害とかそういう事件ではありませんが、気持ち的に辛くなったので最初は民事の方が見やすいのかなぁ・・と個人的には思います。感情移入に個人差があると思うので一概には言えないけれど、私は来なきゃよかったー!!!!と思いました。

感想書くのは難しいから見学した事実を書きますが、まず傍聴は出入りが自由。知らなかった!途中で入ってくる人も結構いました。最終的には私含め7人かな。平日で、よくある(と言っていいのか難しいですが)事件なのに7人もいるなんて、驚きました。若い人は私ともう一人、あとは主婦(?)と年配の男性でした。
あと、慣例的に裁判官が入ってきたら検事・弁護士が立って礼をする。それと同時に傍聴者も立って礼をする。終わるときも礼する。担当者の方いわく、別にしなくてもいいらしい!でも周りがするから知らないと驚きます。

ほかには弁護士の質問タイムで間違えたときに「撤回します」って言ってるのが印象的だった。ドラマではセリフだし、弁護士って畳みかける様子をよく見るけど、現実は当たり前だけどそうじゃない。裁判中の被告人の発言一つひとつが証拠となって残るってことを何となく理解できた言葉でした。

裁判中の体感的な怖さは
検事>裁判官>弁護士。
当たり前でしょ!って思うかもしれないんだけど、弁護士と検事の話し方の差が天と地。全然雰囲気違う!
これ以外にも本当に当たり前でわかってるはずなんだけど、根本的にはわかってなかったっていうことを今回改めて感じました。

4.終わりに

今回裁判所に行ったおかげでドラマや映画でみるだけではわからない緊張感と居心地の悪さを経験することが出来ました。
気軽に行ってみたらとは言えないし、オタクの友達とわいわい行く場所でもないけど、私にとっては人生経験としてとても有意義でした。

何よりも、裕翔くんのお仕事が私も色んなことを学ぶきっかけになるっていうのが嬉しい。
漠然と知りたいなと思っていたとしても、行動しないのが人間だからね。
「一人だと行きづらいな」とか「やってみたいけど、不安だな」とか思いがちだけど、アイドルを理由にしたら何でもやれちゃう気がする。
これからも裕翔くんを好きでいることで私も「見たことない景色」を見たい。
見せてくれ、裕翔くん。


そして!これから、中島裕翔くん演じる鈴木大貴くんがどんな弁護士人生を歩むのか楽しみで仕方ない!

www.fujitv.co.jp